2018年4 – 9月 展示テーマ『無限の可能性』

 子供たちが秘めている可能性、それは障害の有無にかかわらずに、みんな平等に持っているものです。

 しかし、知的や肢体に障がいを抱えた子供たちは、その特性がゆえに固有の「生きずらさ」を抱えることが多くあります。

 社会の常識や慣例が優先され、その子たちが持っている可能性を閉じてしまう、そんなことも珍しいことではありません。

 パラリンミュージアムは、障がいという特性を持った子供たちが内に秘めている可能性に注目しました。芸術という側面で表現されるその可能性は、それを鑑賞する側(受け手)によって、様々な解釈が可能です。

 ”何を思って表現された作品なのか”、”何を意図して制作したものなのか”

 それらのことを思い馳せる時、私たちは『可能性』という目に見えないものに迫ることができます。

 2018年上期の展示は、作者が表現した可能性を感じることができるような展示構成にしました。そこには、今までの概念や常識では表現されなかった色使いや、形や、技法を見ることができます。

 足をお運び下さった皆様が、様々な『可能性』を感じることができる時間をお過ごし頂けることを願っています。

一般社団法人パラリンミュージアム 館長・窪田